「我が“世界の帝王”となる礎となれ、仮面ライダーども…

――私達の住む世界とは異なる、もう１つの世界。
“ライダージャッカー”を名乗る一人の男は、仮面ライダーたちを次々と手にかけ、その力を奪っていった。仲間を助けようと駆け付けた仮面ライダー１号とブラックRXも、圧倒的な力で世界を蹂躙するライダージャッカーの前では、もはや為す術がなかった。

「邪悪な帝王を倒す仮面ライダーの王を…見つけ出すんだ…

そう言い残した１号は、一人で身代わりとなり、RXを別の世界へと飛ばした。
全ては、真の王を見つけ、邪悪な帝王を滅ぼすために…。

――RXがたどり着いた先は、私達の住む世界であった。
「仮面ライダーの王様になる！」というジオウを前に、ライダージャッカーとどこか同じ雰囲気を感じるも、助けを求めるRX。それに応え、ジオウとゲイツはライダージャッカーが君臨する世界に行くことを決意する。

丁度その頃、別世界では、残されたビルドとエグゼイドがライダージャッカーの軍勢と激しい戦いを繰り広げていた。
既に力を奪われ、今まさに討たれんとする二人。
そこに駆けつけるジオウとゲイツ。
邂逅するかつての敵、そして………。

ジオウは、別の世界で出会う仮面ライダーたちとともに、邪悪な帝王に立ち向かう。

最強最悪の帝王と、最高最善の魔王。
世界を超えて、２人の王がぶつかり合う…。
「祝え、新たな“真の王”の誕生を…！！」――――。